とはいっても、バレンタインデーの朝、せっかくだからちょっと特別な気分になれるものでも作ろうかしら。 で、朝から私の大好きなブログ JOY THE BAKERを眺めており、パンケーキとマフィンが大好きな旦那にぴったりのレシピを発見。焦がしバターとメープルシロップが隠し味の、その名もパンケーキマフィン。 家にある材料でさくっとできそうだったので、早速作ってみることに。 詳しいレシピはこちらから。 普通のマフィンと違うのは、生地に焦がしバターとメープルシロップが入っていること。あと卵が普通よりすこし多めかな。 でもこの焦がしバターがあるために、ホットケーキらしさが出るんだと思います。フライパンで焼いたバターの香ばしさは、マフィンでは再現できませんから。 それからオリジナルのレシピはアメリカのレシピなので、砂糖は半量に減らして作りました。 マフィン焼きあがったらメープルシロップとレモン汁を煮詰めたシロップにディップするという手順なのに、なぜ小麦粉の半量以上の砂糖を入れようとするのか。無理無理。(オリジナルのレシピでは小麦粉180gに対して砂糖100g程度。いやいや。50gに減らしましたが十分美味しかったです) カシューナッツが大量に余っていたので、マフィンの半分にはそれを乗せて焼いてみました。 仕上げのシロップもディップするのではなく、上からほんのりはけでぬる程度に。 キッチンからの甘い匂いにつられて旦那が顔を出しました。 「ホットケーキのにおいがする!あれ?でもマフィン?」 そうそう、そうなのよ。いい反応してくれるねぇ! というわけでお茶を入れて、二人で試食。(というか朝ごはん) 「すっごいホットケーキっぽい!!!でもマフィン!?!?」 味はホットケーキなのですが、食感はしっとりとしたマフィン。これはひとつで二度美味しいね!? 今までいろいろマフィン作ったけど、これが一番美味しかったと言われたので、今後はもうこの子作っていこうと思います。準備時間10分、焼き時間15分でできてしまうので、本当にオススメ。 #
by akokv
| 2015-02-14 22:34
| 料理
普段は風邪ひとつひかない旦那が目の炎症をおこしていて、深夜に病院に駆け込んだりしていました。 イギリスは多くの病院がNHSという国営の医療機関に属していて、サービスは24時間、無料で受けられるのです。 素敵な響きに聞こえますが、無料なだけに医者の数やサービスの質はそう期待できるわけでもなく、これなら初診料と治療代払ってでも待ち時間が少ない日本の病院に行きたいわ〜、っと思ってしまします。 あ、ちなみに今回はアポイントなしで行ったのでトータルの待ち時間5時間、治療10分でした。付き添いも疲れました。 でも一番本人がダメージが大きいので、好きなものを作ってあげるよ、というわけでブッファラのモッツァレラチーズとトマトのサラダ。 これなら食欲がないときでもするっと食べられるよね。 おなじみのクレーマ・バルサミコとバルサミコ酢、お塩のみで味付け。 コクのある甘みがさっぱりとしたトマトとモッツァレラにちょうどよく似合います。 このほかにはビタミンとったほうがいいかな、と思ってかぼちゃなど緑黄色野菜でつくったポタージュを添えました。 眼は繊細な器官だから少しの刺激でも痛いみたい。お医者様にも二週間は全治にかかるよーと言われています。 はやくよくなれーーー。 #
by akokv
| 2015-02-14 07:10
| 料理
今年もホットに!2015、私のHappyバレンタイン!というブログテーマが発表されていて思い出したのですが、今週の金曜日はバレンタインですね。 ヨーロッパに住んでいると、むしろバレンタインは男側が知恵を絞る行事なので、今年はどんなサプライズプレゼントがあるかとニヤニヤしているのですが、うちのフランス人の旦那は変に日本文化に精通しており、「日本だとチョコレートあげるんでしょ!!男性に!!」とワクワクしているので、重い腰を上げて何か作ってあげることに。 ところでうちには最高級製菓チョコレートのヴァローナが4kgくらいあります。というのも旦那の趣味がチョコレートを使ったお菓子作りなため、パリに里帰りするたびに製菓専門店にて仕入れてくるのです。ので、今回はヴァローナのブラックチョコレート(カリブ産カカオ66%)をくすねまして、ガトーショコラを作ることにしました。 参考にしたレシピはヴァローナの袋に書かれていた基本のレシピとネットで拾い読みしたものを適当にアレンジしました。お菓子の型に使ったのはクリスマスに義姉たちが贈ってくれたルクエのミニケーキ型。このほそーい型がおしゃれにできあげる秘訣なのです。 (レシピ)(覚書用) (ケーキ) ブラックチョコレート(カカオ60%以上のがいいと思います) 120g 無塩バター 80g 全卵 2個 砂糖 30g (ソース) フランボワーズ 冷凍可・適量 レモン汁 砂糖 適量(フランボワーズの半分くらい?) ヴァローナのCARAIBEチョコレートだと、すでに親指の爪くらいの大きさなので、刻まなくてもいいのが楽。指先でパキパキ割っておきます。板チョコの場合は刻んで、バターと合わせて湯煎でとかしてくださいな。そこから砂糖をいれ、よーく溶かした全卵を少しずつまぜ加えます。よーく溶いたものじゃないと、白身が固まってだまができ、ケーキがなめらかに美しくできないので、気になる方は漉してもいいかもしれません。 それからぽってりとボリュームがでてツヤがでるまでかき混ぜ、型に流し込みます。 180度で12分。表面が焼けてひびがはいるかはいらないかくらいでオーブンから取り出します。 このケーキは中がミディアムなのが美味しいところなので、焼き過ぎはご法度。粗熱がとれたら型に入れたまま冷蔵庫で30分ほど寝かします。(型からとりやすくするため) その間にフランボワーズと砂糖、レモン汁を味見をしつつ煮詰め、とろみがでるまで煮崩したらザルで漉して食感の悪い種を取り除いておき、冷ましておきます。爽やかな香りに仕上げたかったので、生のローズマリーを最後に数分だけ一緒に漬け込みました。 シリコン型から柔らかいケーキを抜くのは至難の技なのですが、冷蔵庫で固めておくとひっくり返して押すとぽんっと簡単に出てくるのでいい感じ。 ベリーのソースを下に引いて、チョコレートケーキを載せれば出来上がり。 もちろん、ソースなしでもOK。大人なビターなカカオが香るガトーショコラです。 そとはさっくり、なかはとろーりというバランス。うん、これはよくできた。 量も少ないのでアイスクリームでもそえれば来客時のお茶菓子としても、ディナーのデザートとしても役に立ちそう。 ちなみに私イチオシのヴァローナでは、チョコレートのスイーツのレシピをwebで公開しています。いまだとイースターに向けたお菓子で盛り上がっていますが、なにかヒントになるものがきっとあるはず!ピエールエルメなどの著名人も出演してるので、それをみるだけでも結構勉強になったりして。 ともあれ、これで私からのヴァレンタインの義務は果たした!!!旦那、日本にはホワイトデーというものがあるのだよ☆そこも学んでおこうね。うん、五倍返しだよ☆ #
by akokv
| 2015-02-11 08:55
| 料理
毎日、料理と皿の写真ばっかりとってるのもアレですので、今日はロンドンの話。
ロンドンは、高校生の時には住んでみたい街第1位で、「ロンドンで暮らしてみた」系のエッセイを山ほど読んでいました。 ところが大学に進学してフランス語を学び始めた途端、住んでみたい街第1位はあっさりとパリに移り、それから全てのバイト代をつぎ込んでフランスにせっせと通う生活をしていたため、結局ロンドンに初めて訪れたのはパリに住みだして3年目。しかも一泊旅行。正味二日もいなかったわりに大雨に降られ、観光もそこそこにパリに舞い戻った思い出が。それから2回目には29歳の私の誕生日プレゼントとして夫が3泊4日のロンドン旅行を企画してくれて再訪。体調をくずして真夜中に病院に駆け込んだりして、しかも10月なのに気温は0度だったりして。 そう、ロンドンにあまりいい思い出はなかったのです。 しかし仕事や家庭の都合で移り住んだ以上、楽しんでやるか、ということでここ最近はベタな観光ルートを歩くことが夫婦間の間で流行っています。 本日のコースは運河の美しいリトルベニスからハイドバーク、バッキンガム宮殿をぬけてビッグベン、おまけにビッグアイまで歩くという20kmコース。 ロンドンに運河がある、というのはこちらに移り住んでから知ったのでした。そして浮かぶ船には住人がいるということも。 運河の岸辺は一部プライベートで夜間立ち入り禁止になることも。 パディントン駅の裏にひっそりと立ち並ぶ倉庫群と美しい船たちは本当にそれだけで絵になる感じ。 そこから高級住宅街をぬけて、だだっぴろいハイドパークへ。ハイドパークは冬はどうにも寂しい風景になってしまうので写真は省略。 ハイドパークをぬけてからが私のお気に入りの散歩ルート。 ハイドパークからグリーンパークの横を通って、バッキンガム宮殿へ向かう道。まっすぐで、広々とした道が続きます。 真ん中を歩くと気分は女王様。 セントジェームスパークからビックアイを臨む風景。水彩画のような色合い、古きよきロンドンの街並みと巨大な観覧車の対比がおもしろい。 天気が良い日は、ロンドンも美しい。 そこからひたすら歩いてビッグベンの横をすぎ、テムズ川の南岸をさらに南下。South Bank Centreで力尽きてお昼にすることに。 今回食べたのは鴨のコンフィをハンバーガーに仕立てたもの。トリュフ風味のキャラメリゼされた玉ねぎととろけるヤギのチーズが一緒にはさんであります。こんなフードコートまできてフランスのストリートフードを食べてしまう私たちもなんなのか。 でも美味しいからいいの!! ほかにもコリアンやインディアン、ペルー料理などもありました。ここはかの有名なボローマーケットよりも小ぶりではありますが、食べ物の質も高いし、お値段もお手頃なので本当におすすめ。正式名称はReal Food Marketというそうです。 Real Food Market お腹いっぱい食べ過ぎて、帰りは地下鉄で帰りました。使ったカロリー分、食べたなぁ(だめじゃん) #
by akokv
| 2015-02-10 06:25
| ロンドン生活
嫌だ嫌だ、と思っているとそのネガティブの原因がますます近づいてくるんだから嫌になっちゃう。 金曜日は帰ってきてからやけ酒をしてぐぅ、と寝てしまっていて。 朝起きたら、ひどい頭痛。いやぁ、二日酔いというやつですね。旦那が心配そうにお茶を入れてくれてました。ごめん。 これじゃいかん、と思ったので、二日酔い改善のために炭水化物と塩分を気軽に取れるものを作ることにしました。 旦那も大好きなチャースイ・バン。 これ、ロンドンにきてから飲茶のチェーン店にて初めて食べたものです。要は小さな肉まんで、中身は甘辛く炊いたチャーシューのみ。 意外に簡単にできてしまうので、土日に作りためておいて冷凍して、小腹が空いた時に温めて食べたりする、うちの非常食。 最近作ってないな、ということだったので豚バラを買ってきて作りました。 青ネギと生姜で一度豚肉を茹で、臭みを抜いたところで5mm角に切り、フライパンに投入。 みじん切りの生姜、玉ねぎとともに炒めて、海鮮醬、オイスターソース、醤油とみりん、五香粉で味付け。 とろっとしてきたら火を止めて平べったいお皿に移して粗熱をとります。 その間に皮作り。参考にしたのはクックパッドで評価の高いこちらのレシピ。 発酵はオーブンをかるーく温めて、そこで一時間くらい。でもなんだか膨らみがたりないのは、最初のコネが足りなかったからかなー。 イーストを次回はもうちょっと増やしてみるかな。 日本だと薄力粉、中力粉、強力粉ってグルテンの含有量で分かれているけど、こっちだとフツーの小麦粉(中力粉に当たると思われる)、パスタ用の小麦粉、パン用の小麦粉、スポンジ用の小麦粉…と用途で分かれている感じ。いつも肉まんの皮はスポンジ用の粉と中力粉を混ぜてるのですが、それが悪いのかも。 まだまだふわふわの肉まんを作るには改善の余地がありそうです。 ともあれ二次発酵まできっちりやって、包んで蒸して、出来上がり。 料理をする間は無心で居られるので、週の間におきた辛いことなんて全て忘れていられるのですが、出来上がったらどっと思い出しちゃったり。 せめて美味しいもの食べて、ゆっくりしよう。明日もおやすみだもの。 #
by akokv
| 2015-02-08 08:52
| 料理
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