フランス人の旦那君は非常にロマンティックな人ではありますが、商業的なバレンタインデーには否定的。
別に贈り物なんてしなくていいよね、ちょっといいワインを開けて一緒に美味しいものを食べれればいいよね、というくらいの盛り上がり。 しかも今年はバレンタインデーに出張が入ってるそうなので、それなら早めにバレンタインランチしちゃいましょう、ということになりました。 我が家の食卓でお祝い事で鴨を食べる回数の多いこと。 しかしこれは義母がロンドンに来るたびに持ってきてくれる鴨肉、最後のストック。ありがたくいたただきます。 これで、一人分。 シャーロット、と呼ばれるむちむちの食感が美味しいジャガイモは、一回茹でてからオーブンで30分ほど焼きます。最後の10分くらいにローズマリーを入れて香りづけ。鴨はフライパンでじっくり焼いてアルミホイルで休ませるときにローズマリーを2枝ほど入れて一緒にくるっと巻いておくと、ほんのりと香りが移っていい感じです。 今日のワインはボルドー左岸好きの旦那君には珍しく、右岸のカノンフロンサック地区のワインが出てまいりました。 Chateau du Gazinは飲みやすい上に値段もお手頃なので私は結構好きです。フルーティでさらっと飲めちゃう。旦那君は開けた割に好きじゃなかったっぽい。軽い飲み口なので男の人には物足りないのかも。 デザートはミキュイ・ショコラ。半煮えのチョコレートケーキ、と申しましょうか(日本語にすると響きが悪いな)、チョコレートケーキの中にチョコレートを仕込み、とろーんとさせた、例のやつです。 相変わらず私の好きなフランス人のパティシエ、Cyril Lignac氏のレシピを改変して二人分の分量に。 以下、覚書。 バター 40g カカオ72% のダークチョコ 75g 卵2個 砂糖 40g カレースプーン一杯の薄力粉 オーブンは240度に予熱しておきます。湯煎でチョコレートとバターを溶かし、よく混ぜておき、全卵と砂糖を白っぽくなるまでよく泡立てたものに混ぜます。小麦粉も入れて、バターをあらかじめ塗っておいたマフィン型に半分流し入れます。半分入れたところで、チョコレートをひとかけ仕込み(分量外)、残りのタネを流し入れます。オーブンで10分焼けば出来上がり。 これ、準備10分、焼き10分なので至極簡単。 ただ、型にバターを塗っておかないとマジで外れないのでそこだけはサボらないように。 ちなみにフォンダンショコラとミキュイショコラの違いは、焼き時間だそうです。フォンダンの方が長く焼くみたい(旦那君談)。 どちらにしろ、真ん中が少しとろーっとしてるあたりが美味しいわけですな。 あっついあっつい言いながら型から外して、砕いたピスタチオと砂糖水で少し煮詰めて冷ましておいたラズベリーを飾って出来上がり。 温かいうちにいただきます。 スプーンを入れると中からとろっとチョコレートがとろけだしてなんだか艶っぽい。 甘酸っぱいラズベリーも丁度良いアクセントに。 旦那君が世界一少なのはチョコレートとラズベリーの組み合わせなので、嘘のように高いラズベリーを買ってきたわけです。 もうこれでバレンタインのお祝いは終わりね!ラズベリー高かったんだから!(4ポンドもした……。これで鶏肉買ったら二日は食べれた……)
by akokv
| 2017-02-12 00:46
| 料理
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