新しい鉄製のフライパンを買ったお話。

突然ですが、あなたはティファール派ですか、鉄派ですか?
私は俄然、鉄派なのですが、旦那くんはティファール派です。
なんなら義母も根っからのティファール派です。フランス国民の食卓を支えるティファール、これ以外は使わない、くらいの勢いです。
かたやこちらは母が鉄鍋をふるって作った料理で育ってきました。鉄のフライパンを育てる作業も料理人の趣の一つではないのかね!!!

ま、買い物の主導権は旦那くんにあるので、ここ最近ずっとティファールを使っていたんですが、テフロン加工のものって毎日使うと、やっぱりはげてきちゃう。で、1-2年くらいで買い替えなきゃいけないじゃないですか。しかも意外と高いので、それなら鉄のフライパンが欲しいのですが、と言ってみました。

旦「どうせ買うならプロ仕様のものを買いましょう」

というわけで旦那くんがひと月ほどあちこちリサーチして、買ったのがMATFER社のブラックアイロン製26cm型。
厚みがしっかりしている、プロが使っているブランドである、フランス製である、というところが刺さったようです。
非常に参考になったビデオはこちら
しかもお値段驚きの25ユーロ。え、3000円やそこらでプロ仕様のものが買えるの!?何それ欲しい!

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というわけで届きました。1.7kgくらいでかなりずっしり。
洗剤でしっかりとワックスなどを取り除いた後、早速油をなじませてみます。
鉄のフライパンはこういう作業があるから楽しい。
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使ったのはジャガイモの皮、サラダ油、たっぷりのお塩、ネギの緑のところ、です。
ジャガイモの皮が茶色く色づいてパリパリになるまで10分ほど炒めまくります。その後一旦全てを捨てて、もう一度同じ作業を繰り返します。
で、お湯で洗い流して、乾かして油を塗ったら出来上がり。
完全に冷ますまで一晩おいて、さ、朝にはやってみたかったものがあるのです。

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ジャジャーン。パンケーキ。
いつも通りのレシピで作ったのですが、外はさっくり、中はふんわりで鉄の熱伝導すごい!という結果になりました。
そして鉄板にも全然くっつかない!ひっくり返すのもらくらく。
そしてフライパンがすでに20年は使い込まれた、みたいになってるのは前日の油ならしの時になぜかフライパンの焼き色が均一にならなかったからです。
使ううちにどんどん黒くなっていくらしいので期待しよう。

ちなみに夜にはステーキを買ってきて焼いてみました。
テフロン加工があるものは空焚きができないですが、鉄製はガンガン焼いて煙が出たところでお肉を投入できるので、やっぱり焼き色のつき方が違う。
食洗機に入れられるティファールも好きなのですが、料理してるぜ!という実感が出る鉄製のフライパンも、大好き。
これからじっくりと育てていきたいと思います。新しいキッチングッズってテンション上がるなー。



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# by akokv | 2017-05-21 18:54 | 料理 | Comments(0)

ロンドン・カンデンマーケットでチーズ三昧

更新がひさびさになりました。
ニューヨークに旅行に行ったり、その後に休みのツケを払うべく夜遅くまで働いたり、また旦那くんが出張でいないので食事を作る機会を逃したりでご無沙汰しておりました。
久しぶりに何の予定もない日曜日。
掃除して、洗濯して、晴れてるからお昼は何か外で食べましょうかーという話になりました。

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今日はTシャツで出かけてもいいくらいの陽気。食べ物といえば何でも揃ってる、カムデン・マーケットに向かいます。
実はここに最近The Cheese Barというタパス式のレストランができていて、そこで振る舞うものは何でもチーズたっぷり、というチーズ好きの二人にはたまらないメニューが提供されてるらしいのです。
屋台村で有名な南ロンドンのモルトビーストリートマーケットにグリル・チーズサンドイッチを提供することで有名なチーズ・トラックという屋台があるのですが、それがついにレストランを開いた!ということで割と話題になっていたのです。が、オープンしたては混むだろなと思って様子見してました。時は熟した。

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やっぱ混んではいたのですが、30分くらいまったら入れる感じ。混んでいても席が空いたらケータイに連絡をくれるシステムをとっているので、まってる間も周りのアンティークのお店などを冷やかせるのでいい感じです。
さて、お店の中はカウンターと長テーブルがどどーんと置いてあり、若いお兄さんたちがテキパキと働いてます。マニアックなチーズもメニューに乗ってますが、壁にお店で使っているチーズ一覧がどーんと貼ってあって、それを読めば何とかなるようになってる。これ、おしゃれだし便利だな。

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まず頼んだのは揚げモッツァレラのトマトソース。この細長いのがモッツァレラです。

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こんな感じでみょーんと伸びます。トマトとモッツァレラって何でこんなに相性がいいのかしら。サックサクの衣もいい感じです。これでビール飲めればいいんだろうけど、最近ダイエットのために完全に白砂糖とアルコールを断つ生活をしてるので、お水で流し込みました。ウーーー。

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次に頼んだのはチェダーチーズのグリル・サンドイッチと、4種類のチーズ&パスタ。
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グラタンのような焼きパスタなのですが、チーズがこれでもか、と乗ってます。この時点で結構お腹いっぱい。でもサンドイッチも半分食べました。
サックサクのトーストにチェダーチーズがしっかり染み込み、甘い玉ねぎがしょっぱいチーズを緩和して本当に美味しい!
どれもこれも大変に美味しい。一皿7ポンドぐらいで割とお手頃なので、大勢でいって少しずついろんなものを食べるってのがいいスタイルなのかと思います。

ちなみにこの3品を食べてだけで夕食は抜きました。ものすごい胃にたまるので、旅行で行く方は夕食の予定も考えてお気をつけて……。



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# by akokv | 2017-05-15 05:38 | ロンドン生活 | Comments(0)

行ってらっしゃいトマトタルト。

旦那くんがアメリカに2週間ほど出張に出ているので夕食はゆで卵とブロッコリー、という生活が続いています。
自分一人だと本当に料理する気がしないのよねー。
でもそれだと本当にブログのネタがないので、旦那くんが出張に旅立つ前日に作ったトマトタルトでお茶を濁そうと思います。
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オリーブオイルを使った寝かせないタルト生地を焼いた後、ディジョンマスタードを塗り、種を抜いたトマトを重ねていきます。
種を抜かない人もいるのですが、タルトが水っぽくなるのが嫌なので、私はざっと抜きます。
その上からこれでもかとチーズを乗っけて焼き上がれば出来上がり。調味料はマスタードのみ。チーズの塩気で食べます。
何度もこのブログで紹介しているかと思いますが、簡単で失敗なしのタルトなのです。
たっぷりのサラダを添えて召し上がれ。
外食って野菜は不足するから長期の出張は心配なのよねー、特にアメリカとかあまりヘルシーなものがなさそう。そして量が多そう。
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食生活が心配だわ、ってメールでしょっちゅう言っていたら、旦那くんはついに毎食写真をとって送ってくるようになりました。
最初の夜はチキンサラダ、次の夜は。。。鉄火丼?食べてました。なんだ意外に健康的じゃないか。。。。


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# by akokv | 2017-05-02 03:35 | 料理 | Comments(2)

パクチー・チリ・パスタ・ナンプラー。

皆様は、パクチーがお好きでしょうか。
ええ、あのカメムシの匂いのする例のやつです。

私はこれが大好きでして。。。日本では2株ちょろっと入って200円近くしてたと思うのですが、ロンドンのスーパーだと200円も出すと100g入った大きなパックが買えちゃいます。

今日は旦那くんが夕飯がいらないので、私はパクチー祭り!!!
(好き嫌いが多い人の例に漏れず、旦那くんはパクチーが嫌いです。仕方なし)

スパゲッティ80gをゆがいている間に、フライパンにニンニクひとかけのみじん切りを入れてオリーブオイルとともに熱し、香りを移しておきます。ブラウンマッシュルームのスライスを加え、塩とみじん切りにした鷹の爪を混ぜてある程度火が通ったら、ざくぎりにしたコリアンダーを山盛り入れ、さっと火を通します。
そこにスパゲッティも合わせてよく混ぜ、塩とナンプラーで味を整えたら飾り用にとっておいたコリアンダーの葉をさらに盛り付けて出来上がり。レモンかけて食べました。
もうこんなのイタリアンじゃないよね、と思うけどいいの。
パスタよりコリアンダーの方が多いけど、それもいいの。

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もりもりと緑のものを食べる幸せ。前世は草食動物だったのかもしれない。

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# by akokv | 2017-04-24 07:43 | 料理 | Comments(0)

イースターの定番、ジゴ・ダニョー(ラムレッグのロースト)

さて、今週末はイースターで金曜日から月曜日までおやすみ、という長い週末でございました。
イースター時分は天候もよくなってくるので、友人とカフェの外席でお茶したり、ランニングシューズを買い替えに出かけたりと割とアクティブに過ごしたのですが。私にとってただの長い休みであるイースター、旦那君にとっては「羊とチョコレートを食べる祭り」な訳です(ちょっと違うけど)。

食に関するイベントには興味津々なので、聞いてみました。イースターには何が食べたいんですが。

旦「ジゴダニョー。あとフラジョレのクリーム煮」

は?
何それ?

と、心の中で思っても顔には出しません。そうね、ジゴダニョーね、了解よ、と言った上で、義母に素早く電話をします。

「お義母さん、ジゴダニョーってなんですか」

AKOさん、それ、英語だとLamb legよ、ハーブやオイルを刷り込んでオーブンで焼くのよ。オーブンに放り込んでおけば良いから楽よ。何人お客様およびするの?オーブンフル回転すれば4本はいけるわよ。
(うちの義母はお客様を呼ぶ時はマジで二桁の人数を日常にこなすので、ちょっとお肉の大きさのスケールが違う。いえ、10kgも焼きません、お客様も一人だけです)

ちなみにフラジョレは白いんげんを若いうちに摘み取った若い豆の事だそうです。白いんげんの枝豆版、みたいな。若いのでもちっとした食感が大変美味しいのだそうだ。
スーパーに行けば売ってるわよ、と言われてまたまたーと思ったら普通に缶入りのが売ってた。これを煮ればいいのね。了解。

じゃ、初めてですがラムレッグをローストしてみましょう。

イギリスのスーパーに行くとこういう羊の脚がどどんと売ってます。これで2Kg弱、16ポンド。2,000円くらいでしょうか。

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で、これの下処理をします。グロい写真ですみません。

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脚の部分に肉を切り取り骨をだし、薄い脂肪の層をシャープなナイフを使って地味に剥ぎ取っていきます。
これをしないと匂いが強くて食べられないんだ。
私はそもそもラム肉が苦手なので、この作業中の匂いだけでも結構しんどいのです。でもやるよー。

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できました。
タコ糸で縛って、ぶすぶすとナイフで穴を開けた後、塩、コショウ、ディジョンマスタード、オリーブオイル、ローズマリーを同量で合わせたペーストを上に塗りたくり、ラップを巻いて冷蔵庫で5時間ほど寝かせます。

ここまでが朝の作業。
この後家の掃除をしたり、買い物に行ったりしている間にすっかり夕食の時間になりました。
ラム脚は約1時間ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておきます。
それから200度で10分、160度で1時間、アルミホイルに包んで20分おきました。
その間に旦那君の友人のフランス人がやってきます。お、適当に飲んでおいて〜。

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焼き上がりはこんな感じ。
割と焦げすぎることもなく、いい感じに上がりました。
ここからは旦那君にバトンタッチ。肉を切り分けるのは男の仕事です。

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いい感じのロゼに焼けていました!
フランス人たちが「合格。でもイギリス人を招待するなら後15分は焼かないとダメ」という、赤めのロゼ。
(イギリス人はとことん肉を焼きたがります)


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フラジョレはニンニクとクリームでいい感じに煮上がりました。クリームもほんのり黄色に色づくのもいい感じ。
焼いている間に出た肉汁とはちみつ、赤ワイン、お醤油を煮込んで作ったグレービーソースもおいしかったです。

初めて作る料理で、お客様がいると大変に緊張するのですが、今後は気軽にレムレッグをローストして行くことにしよう。

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デザートはストロベリーとフランボワーズをライム果汁で和えた赤いフルーツのサラダにバニラアイスを落として食べました。
風味の強いラムの後にさっぱり。

これでイースターのおやすみも終わり、また明日から日常に戻ります。


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# by akokv | 2017-04-18 07:19 | ロンドン生活 | Comments(4)