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みなぎるビタミン!キャロットスープ


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季節の変わり目で体がちょっとだるい感じ。
なにか美味しいものを食べたいけど、手をかけたくないしなというわがままな気分のときに作るのが、ヴルーテ・キャロット。
ヴルーテというのは、フランス語で濃いポタージュスープを指す言葉です。ベルベットが語源になっているので、ベルベットのような質感のもったりとしたスープやソースのことをこう呼びます。
なので我が家では「ヴルーテ」を食べたいのか「スープ」を食べたいのかでスープの濃さを決めます。一品料理として食べるときはヴルーテ、前菜のときはスープが多いかな。

本来ならクリームとバターと卵の黄身で厚みをださせるのがヴルーテの王道なのですが、そんな胸焼けしそうなことはやってられません。バターはオリーブオイルで、クリームは無脂肪ミルクで代用だよ!(ここまで代用するともう別物の気がする)
大切なのはスープの口触りをもったりさせることなので、別に動物性脂肪に頼らなくてもいいのです。

というわけで、レシピ。

小さめの白たまねぎ 1個
人参 5−6本
クミンシード 小さじ半分
ローリエ1枚
牛乳 適量
水 半カップ
オリーブオイル 少量
野菜のブイヨンパウダー 適量
塩 適量

大きめのお鍋にオリーブオイルを入れて、オイルが温まる前にクミンシードを投入。小さじいっぱいくらいも入れましたか。そのあとたまねぎをいれ、透き通るまで炒めます。人参を足し、お水を半カップほど入れてざっくり混ぜます。そのままとろ火で放置して、15分くらい煮て完全に人参が柔らかくなったらフードプロセッサーでポタージュ状にします。このとき、わりと長めにプロセッサーにかけておいて、口触りとをとことん滑らかにしておきます。
マッシュ状になった人参をお鍋に戻し、ローリエをいれてしばらく沸騰させないようにしながら煮詰めます。いい感じにもったりしたら牛乳をちょこっとだけ入れてスープの厚みを調整します。ポタージュとマッシュの中間くらいの硬さが理想です。おたまで少しすくってお鍋に落とした時に、ちょっと跡が残るくらいの硬さですかね。厚みが決まったらベジタブルのブイヨンパウダーとお塩で味を調整します。


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もったりとした食感と人参のダイレクトな甘みが美味しいスープ。
トッピングにピスタチオの砕いたのを散らしました。

マンションの中庭の水仙が満開です。これを見てたから人参食べたくなったのかも。
水仙の真ん中の部分ってちょっと人参っぽいですよね。
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by akokv | 2015-03-26 06:07 | 料理 | Comments(0)

春の風物詩・ラムのロースト

春といえば桜ですね。
こちらでは、春といえばアーモンドの花、だそうです。うちの庭先に生えている桜っぽい木はなにかとおもったらアーモンドだったみたい。
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これってほとんど桜じゃない?という感じ、しませんか。調べてみるとどちらもバラ科サクラ属なのだそうです。なるほどね。
今はこれが満開で、街を歩くのも楽しい。でも、やっぱり桜並木が恋しいな。

で、春になってそわそわしているのはうちの旦那。最近は相変わらず野菜メイン、サラダメインの食生活をしていたのですが、ことあるごとにラム肉が食べたい、と言い出します。なんで?

「春は、羊肉を食べる季節なんです」

そういえばやたらスーパーでも大量に並んでるなー。と思ったら再来週のイースターには羊肉の料理を食べる、という伝統があるそうです。
少なくともフランスには。
ついでに言えば羊は秋に発情期を迎え、春に子羊が生まれるので、それをさくっと美味しく食べられる、という肉の旬でもあるそうな。
子羊を食べちゃうなんて……とは思うものの、おいしく最後までいただくので、勘弁してください!!と肩肉のハーフブロックを買ってみる。
そして何を隠そう今回が初のラム料理です。どうやって調理したらいいのかしら。
ELLE A TABLEのフランス版を引っ張りだしてきたらドライフルーツで包んで焼け、とかトマトコンフィで包んで焼け、とか色々書いてありました。
面倒だな、と思ってイギリスのレシピを探すと「クラシックな焼き方としてローズマリーとニンニクを刺す」という非常に簡単なものを見つけました。ビバお手軽イギリス料理!!今日はせっかくだし、イギリス風で。

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ベランダのローズマリーを取ってきてニンニクと一緒にさしまして、香味野菜を敷いたトレイに肉をのせ、アルミホイルでしっかり包んでからオーブンへ。200度で1時間。

ローストしている間に暇なので、お腹を空かせている旦那のためにおつまみを作ります。
常備してあるパイ生地を長方形に伸ばし、ドライトマトのペースト(本来はパスタソースです)と水切りをして塩とナツメグを混ぜたリコッタチーズを塗ります。
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それを両端から真ん中に折って、ハート型になるように丸めます。うーん、文章で説明するのは難しいですね。
上の写真みたいに丸めて、(某源氏パイみたいな形に!)それから一口大に切ってオーブンシートに並べます。小さいので、5分も焼けば十分。
熱々をつまみます。うまくいくと本当にハート型になって可愛いのです。
これは一口大に切る前の状態のものを大量に作っておき、冷凍しておくのがオススメ。急な来客やちょっとつまみが欲しい時に取り出して切って焼くだけなので簡単です。

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そのほかサラダやらなにやらを作っている間に1時間が経ちました。
ローズマリーとニンニクのいい匂いがしているので、羊を狙う狼のように旦那が台所付近をうろうろし始めました。火傷するよ。
取り出したお肉はアルミホイルに包んで10分ほど寝かしてから食卓へ。
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初めてにしてはいい感じに焼けました!
焼いた時に使ったトレイに残っていた肉汁は小鍋に移してウスターソースと醤油、みりんでソースを作ります。グレービーソースの作り方なんて知らないので適当なのですが、醤油なんて入れちゃっていいのかしら。

あ、ウスターソースって最近知ったのですがイギリスが発祥なのですね。Worcestershire sauce ってなんだろうと思ってたらウスターソースのことだった。
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初めて買ってみましたが、日本に比べて酸味がつよく、さらさらとした感じ。買ったもののこれなんに使おう。フライのソースとかに使えるかなー。

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お肉を切り分けるのは旦那の役目。張り切って切り分けていました。ほんのりロゼの焼き加減にしめしめと思っていたら、旦那が思わぬ一言。

旦那「火が通ってないけど食べられるのかな」

いやいやラムってロゼ状態を食べるものじゃないの??てか旦那、ステーキはブルー(レアよりもレア)派じゃん??ラム肉だけはウェルダンなの?そういうことは先に言っておいてくれれば……

旦那「いや、豚肉はしっかり焼かないと」

旦那よ、これはラム肉です。
散々食べたいと言っていたラム肉です。

旦那「あれ??」

このラム肉臭さで気づかないとは。そのあとは「やっぱラムおいしーねー」って言いながら食べてました。調子がいいね。
脂のトリミングを綺麗にしなかったせいか、ちょっと臭みが残るできあがりでした。これは今後の研究のしがいがあるな。
肉自体はほろっと溶けて柔らかな美味しい肉質。これ一本で5ポンドはお買い得かも(二日食べられるし)。

羊さん、ありがとう。おいしかったよ!





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by akokv | 2015-03-24 06:59 | 料理 | Comments(2)

日英高級スーパー”AZUKI”対決!(おはぎ作りました)

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春分の日ですね!ロンドンは相変わらずどんより曇り空で通常運転の空模様ですが、今日から暦の上では春です。
気分もそれだけでも明るくなるというもの。

春のお彼岸だしおはぎ食べたいなぁ、どうせなら小豆餡を多めに炊いて、冷凍しておこうかな、と思って乾物入れをごそごそしていたら、出てきました。
昨年帰国した時に買った、成城石井のプライベートマークの北海道小豆。そしてイギリスの高級スーパーWaitroseのAZUKI BEANS(多分中国産)。
せっかくだったらこの二つで餡を作って食べ比べしてみよう!!


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左がWaitroseのプライベートブランドの中国産AZUKI。なんでも、普通はマッシュポテトとひき肉でつくるシェーパードパイをベジタリアン仕様にしたいときに、この小豆をマッシュして作ればいいそうです(パッケージに書いてありました)。右はおなじみ成城石井の北海道産小豆。ぷちっとまるまるした見ためがそれだけでも美味しそう。
以下、WaitroseのをAZUKI、成城石井のを小豆、と呼びます。

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比べてみると違いが一目瞭然。左が小豆。つやっつや。かたやAZUKIは小ぶりで色も薄いです。
さて、洗って煮てみましょう。今回はアンコ作りで台所を1日中塞ぐわけにもいかないので、邪道ですが圧力鍋を使います。
両方とも二回渋抜きをしてから、圧力鍋で6分。さてどちらが美味しく炊けるでしょうか!

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ちなみに味付けは相変わらず母にメールして聞きました。我が家は砂糖は煮る前の小豆と同量だそうです。それに塩を少々。
もち米は日系スーパーで買ってきたものを土鍋で炊いて、半殺しにしたあと丸く握っておきました。
旦那は「食べろと強制しない限り好きなものを作っていただいて構いません」というスタンス。遠慮なく台所にこもらせていただきます!
(私が小豆を煮ている間、旦那は家中のリネンにアイロンかけてました。えらい)

渋ぬきをしている間、どうもAZUKIのほうは水を含むのが遅い感じ。古いのかな?なかなか膨らんでくれないので、気持ち長めに炊きました。小豆のほうは一回の渋抜きでしっかる膨らんだので、安心して圧力鍋に入れることができました。

炊き上がり。AZUKIのほうがちょっと硬いけど風味は強い感じ。炊いてる間も豆の強い香りがしていました。
小豆のほうは上品な和菓子屋さんの香り。渋抜きも一回でよかったかな?という上品さ。

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豆のときは色が浅くて紫っぽかったAZUKIが一転、色が濃く仕上がりました(写真右)。左の小豆餡のほうが反対にしろっぽい仕上がりに。でも砂糖を入れた後の練った感じでは艶が出やすいのはやっぱり小豆。Azukiは緩めに仕上げたのに硬くなっていきました。


いよいよおはぎです。左が小豆。薄紫の上品な仕上がり。右のAZUKIの色が濃いのがお分かりでしょうか。



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時に小豆のほうを長く練った訳でもないのですが、いうなれば小豆がこしあん、AZUKIがつぶあん、みたいな仕上がりになりました。おはぎに成形するのも小豆のほうがぜんぜん扱いやすかったです。AZUKIはなんていうか、伸びがないのです。ぽろぽろと崩れてしまいます。全体的に上品でさらっとした小豆に対して、AZUKIはお菓子ではなく料理に使う為に育てられましたという感じがしました。どっちも好きだけど、上品な風味を楽しむおはぎなら小豆、皮もしっかりした餡饅にいれるならAZUKIのほうがいいんだろうなぁ。
AZUKIで一番困ったのが舌触り。皮がどんなに煮ても柔らかくならず、ちょっと舌に残るのです。かといって面倒なので裏ごしはしたくない(こら)。

今度AZUKIでベジタリアンシェーパードを作ってみよう。
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ぎゅうぎゅう詰めですがお重箱につめました。残りはラップに包んで冷凍して少しずつ食べます。うっふっふ。







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by akokv | 2015-03-22 00:52 | 料理 | Comments(0)

唐辛子香るサーディンのパスタ

先週リスボンに行ったときに、買い込んできたもの!
たまたま立ち寄った缶詰専門店(あとから調べると有名どころだったらしい)Concerveira de Lisboaで見つけた素朴なサーディン缶!
オリーブオイル、トマト、スパイシーの三つの味を買いました。
いつ食べようかと楽しみにしていたのですが、意外とあっさり夫が「今日はご飯いらない」という機会があったので、じゃ、ひとりでパスタでも作るかということになり早速ひとつ開けてみることに。

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なんとなくスパイシーなものを食べたかったので、唐辛子入りのものを開けてみます。
おお、丸々としたサーディンがいかにも美味しそう!と、ここで早くもつまみ食い。

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パリで極貧生活をしていた頃には毎日のように食べていたサーディンのパスタ。久々に作ってみますか。
しかしトマトピューレを買えるお金もあるし、ニンニクやエシャロットなんてものもあるし、あの当時に比べるとずいぶん豪華なものをたべられるようになったなぁ。
(極貧すぎ)

パスタを茹でている間に、冷たいフライパンに缶詰のオイルをたらりと垂らし、薄切りにしたニンニクと赤唐辛子の輪切りを入れてから火を入れ、ニンニクの色が変わったら両方取り出します。そこにエシャロットのみじん切りを入れ、しんなりしたら角切りにした皮むいてみじん切りにしたトマト中サイズ1個、トマトピューレおおさじ2杯程度を入れます。エシャロットとトマトが馴染んだところでサーディンを投入。炒めながら木べらでサーディンの身をほぐします。
全体が温まったら茹でたてのパスタをおおさじ3杯くらいの煮汁と一緒に入れて、ざっと混ぜたら出来上がり。
ちなみにパリの極貧生活時代は、オイルでサーディンを炒めてそこにパスタを加えて胡椒挽いて食べてました。ワイルド。

出来上がり。サーディン自体もピリッとしていたのですが、これに赤唐辛子の風味も加わってよりスパイシー。でもほろっと崩れるサーディンがいいコクをだしていて、やっぱり5缶2.5ユーロの叩き売り激安サーディンよりぐっとおいしい。てっぺんの唐辛子は缶詰にそのまま入っていたのを飾りに盛り付けてみました。さすがに食べませんでしたよ。
パリの小さな台所を思い出しながら、リスボンの街並みを思い出しながら、ちょっとおセンチに食べるパスタなのでした

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by akokv | 2015-03-19 07:06 | 料理 | Comments(2)

クレープ感覚で作るサクサク春巻き

食べたいなら作ってしまおうホトトギス

と、古来から歌われてきたように(に?)、突然食べたくなるというものがあるのです。
人によっては唐揚げであったり、破壊力が強いものだとカレーだったり。ふと思いついて、無性に食べたくなるもの、ありませんか。
私の場合、今回は春巻きでした。

ふと仕事中に、「HARUMAKI」というキーワードがぽよんと浮かんできて、サクッとした皮とトロっとした餡のところにじゅわっとビール。というイメージがぽよよんと浮かんできて、帰る頃には全身春巻きの気分。

家に帰ってさっそく取りかかりました。薄力粉、コーンスターチ、水とサラダ油ひとさじを混ぜて寝かせておきます。粉と水は1対2くらい。コーンスターチは大さじいっぱいくらい入れました。生地を30分くらい寝かせたら出し巻き卵用のフライパンを引っ張り出して、薄焼き卵の容量で皮を焼きます。テフロン加工のしてあるフライパンならなんでもいいと思いますが、出し巻き卵用のフライパンは四角いからあとから具を巻くのが楽なのでぴったり。
イメージ的にはクレープを焼いていく感じ。

生地を寝かせている間に、昨日に作った八宝菜のあまりをみじん切りにしておいて具とします。
昨晩、八宝菜を作りすぎておいてよかった!

生地が焼けたら薄く油を塗ったバットに広げ、熱いうちに具を巻きます。生地同士を重ねるとくっついてどうしようもなくなるので気をつけて。
そこから揚げていきます。奥に見えるうすーい黄色のクレープ状のものが揚げる前の春巻き、そのままでもモチモチしてておいしそう。

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(じゅわー)

余った皮にはとろけるチーズを巻いて揚げてみると、旦那に好評。これはお客様が来た時のつまみに!ぜひ!と言われました。
写真が全体的に暗くて恐縮ですが、中に入れた八宝菜もいい感じ。
春巻きって皮を買わなくてもいいのね。海外に住むとこういうサバイバル力が上がっていく気がします。
もちろんビールを開けて、楽しみました。とっても満足。
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by akokv | 2015-03-17 08:04 | 料理 | Comments(2)

お母さんのパウンドケーキ




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私の母はとんでもなく料理が上手い人で(というかプロだった)、しかも家庭料理でも手間暇を惜しまない料理の仕方をするので、娘としては「おふくろの味」の再現が果てしなく難しいわけです。同じ材料を使ったとしても、お出汁のひき方が違ったり、お肉の筋の切り方が違ったり、漬け込み時間が違ったりで全く同じ味にはならないのです。料理のハードルを上げてくれてありがとう、と嫌味を言ったところ、「でもそばで見てたなら作り方わかるでしょー」と言われる。いやぁ、見ていただけで覚えろとかどこの板前修業中ですか。できないよ。

情けない話なのですが、大学に出て一人暮らしを始めた時分にはスーパーから母親に電話して料理の調理法を聞いたりしていましたし、未だにどうやっても一緒の味にできないときはメールして調理方法について細かい質問をしたりします。母は私にとって一番の料理の師匠です。

結婚する直前、有給をとって実家に1週間ほど帰ったことがありました。目的は母の料理のレシピを譲り受けること。母は手順や混ぜ具合、火の通り具合などは経験、で済ませる人ですが、意外に材料や分量だけはメモをしていたりするので、それをコピーしに実家に戻ったのです。
掌サイズの小さなメモ帳にランダムに書かれたレシピをパソコンにタイプしていくと、「ああ、こういうものも作ってもらったな」と懐かしくなったりして、なかなかにいい作業でした。最後に母親が「ま、今作ってる料理はそのメモからかなりアレンジしてるけどねー」とさえ言わなければ。
じゃこのメモ意味ないじゃんママン!!!

とはいえ製菓衛生師の資格も持つ母は必ずお菓子だけは分量きっちりに作っていました。なのでお菓子のレシピだけは……正しいと信じたい……。

今日はそのメモを見直していてふと見つけた、パウンドケーキのレシピを再現してみました。
レシピっていっても、こう書かれてだけだけど。

バター 150g
砂糖 250g
卵 5個
牛乳 大さじ6
ラム酒 小さじ2杯
薄力粉 300g

レシピっていうか分量メモだよね、これね。確か母はハンドミキサーでバターを練って、砂糖、卵……と分量の描かれている順に入れていってたと思うのですが、ハンドミキサーがないので、卵を泡立てて、砂糖、バターは溶かしバターにしたものを入れて作ることにします。うん、こういう違いが味の違いを生むというのはわかってるんだけど、ミキサーなしにバターを練る元気はないんだもの。

で、出来上がり。
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思ったより全然膨らんで、パウンドケーキというよりはスポンジケーキのような仕上がりに。しっとりとはなったけど、どっしりとはならなかったぜ!
母のはもっと生地がみっちりしていると思うんだー。今度電話した時にコツを聞いてみよう(多分ハンドミキサー買えと言われます)

でも旦那はこれくらいの軽いのが好きみたいで、これよりどっしりすると嫌かな、って言ってました。じゃ、この程度がいいのかな。
料理のことを相談するたびに母がいつもあなたの味を作っていきなさい、というけれど、こうやって試行錯誤を続けて、旦那の好きな味を探して、私の家の味が生まれていくのかな、としみじみする日曜日の午後でした。

次はもちっとラム酒きかせよう。




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by akokv | 2015-03-16 06:20 | 料理 | Comments(2)

スコットランド産ムール貝のワイン蒸し

金曜日は職場の雰囲気が少し軽い気がします。
朝の挨拶もMorning!の代わりにHappy Friday!だし、定時がいつもより15 分短いし。
かつイギリスでは明日が母の日なので、上司も同僚も明日は実家に帰って家族とゆっくり過ごすことが決まっているので、みんなソワソワ。
午後にもなればもうコーヒー片手に給湯室ならぬキッチンでおしゃべりに花を咲かせていて、それを聞きながら(たまに参加しながら)仕事をするのも悪くないものです。

今週は仕事が忙しくしんどいことが多かったので、金曜日、何か美味しいものが食べたいな、と思って旦那に金曜日だからご馳走作ろうかな、とメールしてみる。いいですねぇ、などと最初は言っていたのですが、途中から友達に飲みに行こうと誘われたらしく、ご飯いらないかもーと言ってきました。

やったーーーーーーーーー!

いえいえ、誤解しないでください。旦那がいないのは寂しいのですが、旦那がいないということは、旦那が嫌いな食事を作れるということです。素晴らしい。うちの旦那はシーフード類に一切手をつけません。シーフードの都、リスボンに遊びにいっても鴨肉のパエリア食べてたからね。それはそれで美味しそうだったけれど。

というわけでスーパーでスコットランド産のムール貝を1.3kg買ってきました。値段は驚きの1.37ポンド。日本円で200円くらい??激安です。多分フランスよりも安いんじゃないかな。

そして私はこれを今からまるっと食べます!!
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(まるっとな)

貝殻が欠けているものや浮いているものを捨てて、洗ってもこのボリューム。バターを温めてエシャロットを加えた大きなお鍋にバラバラっと入れ、白ワインをざっと欠けて素早く蓋。2分も待って貝がぱかっと開いたら終了。
最後にブロッコリーを突っ込んで一緒に蒸しちゃいます。

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普通ならチップス(フライドポテト)を添えるところですが、ジャガイモもないし、レンコン余ってるしで、レンコンチップスを作りました。
6枚くらいしか残ってないのは私がムール貝を調理している間に出かける用意をしていた旦那がつまんでたから。こらーあたしの夕食ー。

ムール貝をせっかく食べるなら、フランス式で。一個めはフォークでつまんで食べ、それからその貝殻で残りをちょいちょいとつまみながら食べます。
相変わらず出かける支度をしながら私の食事の様子を眺めていた旦那が目を丸くしてました。うん、3杯お代わり下からね。1kg食べきったからね。
とはいえ、7割が殻なので食べた料理は大したことないと思うんだ。


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貝を蒸した後のお出汁にはお素麺を半束湯がいて入れて、温めて食べました。最後の最後までお出汁を楽しむ。やっぱりムール貝大好き!




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by akokv | 2015-03-14 06:06 | 料理 | Comments(2)

食べ歩き飲み歩き@リスボン

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EUの統計によると、ポルトガルはヨーロッパで一番ビールが安い国だそうです。
確かに一杯2ユーロしないからね!安いよね!一番びっくりしたのが、カフェで「茹で海老100gとビール1杯で3ユーロ」というおつまみセットを見たときですね。物価の高いロンドンからやってくるとびっくりする。でも、ポルトガルでビールは1杯も飲まなかったのです。なぜなら1日の摂取カロリーをビールに割きたくなかったから!!私には他に食べたいものがある!

ポルトガルで食べたかったものといえばパステル・デ・ナタ!小ぶりのカスタードタルトで、マカオや香港で食べられるエッグタルトの原型になったもの。
これが食べたかったのです。

朝から街を歩くたびに見かけるパン屋さんで買って食べていました。あまりの私のタルト熱っぷりに旦那がわざわざ「リスボンのエッグタルトランキング」みたいな情報を探してきてランキング一位のお店にも連れて行ってもらいました。

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パステル・デ・ナタ好きに絶大な人気を誇るカフェ・マンテイガリア。お店のHPは見つからなかったのだけれどこちらに紹介記事がありました。
目の前にカウンターがあってどんどん焼けていくタルトがどんどん売れていく様子をみるのは壮観でもあります。
お店の中の写真も撮っておけばよかったなー。

結局2日で8個のタルトを5件のお菓子屋さんから食べました。いやぁ、あとから家に帰って調べたらひとつ200カロリーらしい。
うわー……。

しかも日中は27度まで上がったので、暑くてたまらなかったのでジェアラートも食べていました。
カラフルなジェラートと街の壁に敷き詰められたカラフルなタイルが一緒の色。可愛くて思わず写真とりました。
このイタリアンジェラートのお店Nannarellaはジェラート好きの旦那が探してきたもの。バニラやショコラなどといった定番の味から、バオバブの実のジェラートという変わり種まで揃えてます。観光地からちょっと離れていますが、リスボンに来た時にはぜひ訪ねて欲しい一件です。



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甘いものつながりで、ポルトワイン!ワインの発酵途中に強度のアルコールを加えて作る甘いワインは私の大好物。
ロンドンではとてもじゃないけど高くて手が出なかったのですが、リスボンでは当たり前ですが激安。
赤のトロッとしたポルトワインはダークチョコレートと一緒に。
おいしいリスボンの夜はこうやって更けていくのでした。
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by akokv | 2015-03-13 08:18 | 旅行 | Comments(0)

ビーツのタルタルステーキ


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週末のリスボン旅行で飽食を尽くしたので、しばらくサラダ。とくれば私の大好物のビーツを食べないわけにはいきません。
しかしいつものビーツと人参のサラダにも飽きたので、今回はタルタルステーキ風にアレンジすることに。

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タルタルステーキとはよくフランスで食べられる牛肉料理で、生の牛肉を叩いてミンチ状にし、ピクルスや玉ねぎなどと和えてある料理です。大体てっぺんに生卵がのっていて、お酢とマスタードで食べるのです。いわば焼いていないハンバーグ。私も旦那もパリに帰るたびにレストランに食べに行くくらいタルタルステーキのファンなのですが、ここはロンドン、生でお肉を食べる勇気はございません。ましてや生卵なんて食べられない。というわけでベジタリアンなタルタルステーキ。

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新じゃがを茹でて牛乳のみで伸ばしたヘルシーなマッシュポテトの上に、塩、デジョンマスタード、バルサミコ酢、クレーマ・バルサミコで和えた角切りの茹でたビーツを乗せてセルクルで形をとるだけ。その上に温泉卵をのせました。見ためは完全にタルタルステーキ!ジャガイモがボリューミーなのでこれだけで十分。ちょっときつめにマスタードをきかせておいて、マッシュポテトと卵を合わせることで全体がまろやかにまとまります。芋と根菜がメインなので満腹感はあるのですが、カロリーは低めというありがたい献立。

とはいえサラダだけだと寒いので、新玉ねぎと白菜の白いすり流しを添えました。これ、海老せんを添えていますがこれがめっちゃ美味しかった!
海老せんの塩辛さがあまーい玉ねぎに緩和されてとってもいい感じ。今後も海老せんは野菜のすり流しに添えるために常備しようと思います。
乾いた海老せんがスープを染み込んでじゅわっと音を立てるのもおもしろい!
玉ねぎがそんなに好きでない旦那も、これなら食べられるようです。メモっておこう。

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by akokv | 2015-03-11 08:20 | 料理 | Comments(2)

リスボンを歩く@観光編

長崎に生まれ育った私にとって、ポルトガルは遠くに住む親戚のような国。
リスボンはずっと行ってみたい街でした。

ロンドンからわずか2時間のフライトで行けるというのは今更ながら気づいたこと。
ロンドンに住んで素敵だなと思うことはあちこち旅行に気軽に行けることです。大体2時間も飛行機で飛べばヨーロッパ大概のところに行けちゃうんじゃないかな。

というわけで、金曜日の夜のフライトで深夜リスボン入り。到着してすぐに眠ってしまったので、土曜日は朝も9時から張り切って出かけます。
最初に出かけたのはサン・ジョルジェ城。リスボンの高台にある要塞で、城壁が綺麗に残っています。リスボンを一望できるので観光のスタートとしては正しい場所。

展望台から見た風景。朝の光が大西洋に反射してそれはそれは清々しい。曇り空のロンドンから2時間でこんな楽園が広がっているとは。
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しかしリスボンは坂が多いので大変。街の各所にある展望台を回るのも息が切れてぜぇぜぇしちゃいます。リスボンにおいでの際にはウォーキングシューズでおいでください。間違っても私みたいに靴底の薄いレペットで挑んじゃダメだ。

とはいえ路面電車があちこちに走っているので、それに乗っちゃえばいいんですけどね。私たちは意地になって歩きましたけど。

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要塞跡から降りて大航海時代の街並みが残るベレン地区へ。世界遺産のジェロニモス修道院、ディスカバリーモニュメントと着実に観光ルートを制覇。
ジェロニモス修道院は安土桃山時代に派遣された天正少年遣欧使節団がまず訪れたところだそうで。修道院の中でも日本とポルトガルの歴史が説明されているパネルなどあり、「教科書でみたみた!」と指差したくなることばかり。
こういうときに旦那が同じバックグランドで育っていないことがちょっとさみしいのです。教科書に載ってるザビエルの頭、はげてるところに落書きしたよねーとか言えないから。でも旦那も同じ意見だと思うんです。「ナポレオンのポルトガル攻撃」に関して私がピクリとも反応しないから。
いやーナポレオンがポルトガルを攻めて、その間ポルトガルの王室が一万人も引き連れてポルトガルに逃げてたとか知らないし。っていうか一万人もどうやって連れて行ったの?船??半端ないよねーっていうのに「お、おう」という反応しかできなくてごめん。

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修道院を出てこれまた世界遺産のベレンの塔へ。リスボンの玄関口に位置する塔でリスボンの防衛の要だったそう。その割にはすごくエレガントなデザインですが、中には砲台がずらりと並べられ、河を航行する船を見張っていたのだとか。
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観光名所を回ったあとは旧市街をぶらぶらしたり、丘に登って市内を展望したり。
街中にグラフィティが溢れているので、その写真を撮りながら歩くだけでも結構楽しくて、気がつけば30,000歩歩いていました。
(旦那の万歩計アプリケーション計測)
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この日の最高気温は27度。それ、ロンドンだと7月の後半の気温だよ……。(途中でTシャツ買いました)







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by akokv | 2015-03-10 06:13 | 旅行 | Comments(2)