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飲茶がしたくて香港途中下車の旅。

9月の半ばからがっつりお休みをいただいて日本に帰国しており、更新が滞っておりました。
今回は日本に帰るついでに「どこかアジアの別の国に寄ろう」という旦那くんの希望があり、もともとは旦那くんの親友が住んでいるシンガポールに行く予定だったのですが、帰国予定がシンガポールF1と重なり、航空券が通常の倍の値段、ホテルはさらに倍、みたいなすごいことになっていました。
しかもロンドンからシンガポールって13時間近くのフライトなのね。そしてそこから日本までさらに8時間とかめちゃ疲れる!無理無理!
ということで、お手軽な香港に行くことに。

何気に香港に行くのは二回目。
しかも一回目は仕事でわずか18時間の滞在とかだったので、休暇で訪れるのは初めて。
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天候には恵まれたのですが、割と重いスモッグにいつも覆われていました。こんなものかな?
34度で湿度は90%近いという慣れない天候にフウフウ言いながら街を歩き回りました。

さて今回は2日半の滞在です。観光はそこそこに私の目標は!ディムサム(点心)を食べること!
旦那くんも私も香港人の同僚に穴場を聞きまくり、到着日から最終日までがっつり点心を食べました。
あ、ところで点心の飲茶の違いを今まで知らなかったのですが、今回恥を忍んで香港人に聞いてみました。
「飲茶、というのはアフタヌーンティーみたいに点心を食べてお茶を飲む行為のこと。点心は飲茶のときに食べる料理の総称」
なるほどね。

で、激安(二人でおなかいっぱい食べて1500円くらいだった)の添好運(Tim ho Wan)でチャーシュー入りメロンパン食べたり、小籠包も食べようということでDin Tai Fungに行ったりあちこち食べ歩いたのですが、やっぱりここが一番だった!というのが、ペニンシュラホテルのspring moon。
いいんだ。観光客らしいところで感動しちゃったけど、観光客だからいいんだ。

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ペニンシュラホテルはビジネススクールでもブランディングの授業などで度々扱われる素材なので、実際見てみたかったというのもあったので、点心にかこつけて行ってみましたが、隅々まで行き届いたサービスやインテリアの美しさに圧倒されました。

で、spring moon。ペニンシュラに入ってる中華料理の中の点心が食べられるセクション。中華料理よりはカジュアルな値段で食べられます。
エントランスには様々な種類の中華の茶器が飾られていて、興味深い。アールデコと中華のアンティークが入り混じった空間も独特。

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菊花茶をお願いして、食べたのはきゅうりのピリ辛付け、チャーシュー饅、蓮の葉に包んで蒸したもち米ご飯、シューマイ。
あとパイ生地に甘辛く煮た豚肉を包んだパフ。
どれもこれも大変に美味しく、街の中で安く食べるファーストフード点心とはさすがに一線を画すものでした。
シューマイなんて「カニと鶏肉、松茸のシューマイ、ホタテ丸ごと1個のせ」みたいな「とりあえず美味しいものは全て詰め込みましたがいかがですか」というのでやったら美味しかった。
でも二人でおなかいっぱい食べて5000円くらいだった気がする。本場の点心、さすが。

ちなみに毎食点心を食べてると、さすがに飽きてきます。
飽きたところで日本に移動。2泊3日で香港ってのはなかなかにいいスケジュールでした。




by akokv | 2017-10-07 20:05 | 旅行
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