ロンドンの朝、あずきを炊く。

寒くなると発作的にぜんざいが食べたくなる。甘さ控えめで、ちょっと塩きかせて、香ばしいお餅入れたやつ。
お正月の鏡開きなどに作るぜんざいですが、我が家の豆好きの母は寒くなるといそいそと小豆を炊いていました。
なので割としょっちゅう食べていた気がします。父親の好物でもありましたし。

で、冬のおやつは、ぜんざい。

そう刷り込まれて育ってきたのです。今年の冬は日本には帰らなかったのですが、きちんと小豆は前回の帰国時に成城石井でいいやつを買ってきておきました。ロンドンでも中国産のRed beansは手に入るのですが、なんか皮が硬くてぜんざいには向いていないんですよね。
以前、おはぎを作って検証して以来、甘くして食べるのはやはり日本産の小豆を使っています。

でも買ってきた小豆は350g入りの小さなやつなので、もう食べたくて食べたくて仕方がない、というまでぜんざいはお預け。というストイックな立場を取っていたのですが、1月3日からの出勤、いきなりの大仕事、毎日帰ってくるのは9時を回ってる、土日もプレゼンテーションとにらめっこ、という割とハードな1月のスタートにやられました。朝起きたらもうぜんざいのことしか考えてない。甘いものが食べたい、ホクホクの豆が食べたい。ぜんざいが、食べたい。
そもそもストレスがたまると日本食を食べたくなる、というの最近のパターンでした。今作らなくて、いつ作る!

使わなきゃいけない卵があるから、マフィンでも旦那くんに焼いてあげようと思っていた、昨日の私はどこへ行った。
旦那くんにはシリアルと牛乳を放り投げておき、私は小豆を洗い始めました。この時点で朝の9時。
空腹で唸りながら豆を2回煮こぼし、3回目はたっぷりのお水を張って、弱火で1時間。煮えたところでまたお水を替えて、お砂糖とお塩を入れます。
ちなみに豆は100g使いました。お砂糖は75g。お塩はふたつまみくらいかしら。味見をしながら塩の量は調整します。
あんこを炊くときは豆と同量のお砂糖を入れますが、ぜんざいだとちょっと少ないくらいがサラサラと食べられて好きです。

旦那くんはあんこ系は一切食べないので、私が豆を煮る横で、おとなしくシリアルを食べていました。

で、1時間半後に出来上がり。
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ツヤツヤのお豆、甘じょっぱいお汁、カリカリに焼いたお餅。これこれ。
疲れた体に染み込みます。
ロンドンは昨日、この冬初めての雪が降りました。
どんどん寒くなっていくけれど、温かいもの食べて、長い冬をやり過ごさなくては。

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by akokv | 2017-01-15 22:05 | 料理 | Comments(0)
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