そろそろ20度を切るのが当たり前になってきたロンドンは、不思議と快晴の日が続いています。
とはいえ日が短くなってきているのも確かで、朝、仕事前にジムに行くのに6時ごろに出かけるのですが、まだまだ真っ暗です。 秋になってきたなぁ、でも今日はいい天気だなぁ、というところで、この夏最後のロゼワインの飲み納めをすることに。 夏の間に買っておいたニュージーランド産のロゼ、来年の夏までもたせるものでもないし、終わらせちゃおうぜ。 熟れていない梨は青臭さが野菜っぽくて、こういうアペリティフの時の箸休めに丁度いいのです。 でもこれを食べるとぐっと秋を身近に感じるなあ。 ロゼワインはニュージーランドのマルボロー地方のもの。ピノロゼ、というぶどうの種類から作られたそうで。 ピノノワールとかピノグリとかは聞いたことあるけど、ピノロゼって初めて聞いた! 香りはピノグリのようなベリー系でナッツっぽい華やかさで、味はロゼにしては深みがあり、秋口にぴったりの味わいでした。 で、ぐでんぐでんに酔っ払ったので(酔っ払うことがわかっていたので)飲む前に仕込んでいたキッシュをオーブンから取り出してサクッと夕食。 今回は義弟の彼女さんから「バター少なめのパイ生地の作り方」を教えてもらっていたので試してみました。 いつもキッシュはパット・フィユテ(パイ生地)を買っていたのですが、まぁ手作りの方が美味しいよね。というわけでこちらのタルト生地。 これはパット・ブリゼ(クッキーみたいなサクサク)のバージョンです。 バター 90g 小麦粉 200g 塩 小さじ一杯 卵 一個 水 20cc 角切りにしたバターを粉と塩の中に入れ、指でぽろぽろ崩しがら混ぜ合わせ、馴染んだところに卵と水を合わせたものを少しずつ入れ、しばらくこね、まとまったら冷蔵庫に入れて2時間。(その間にアペリティフ) あとはいつもの通り下焼きして、キッシュ液とパンチェッタを流し込み、チーズをのっけて焼けばおしまい。 サックサクのタルト生地が大変美味しくできました。 でもやっぱりそれでもバター90gも入ってるんだなー。 今度バターなしのタルト生地も作ってみよう。こんなに簡単にタルト生地って作れるなんて知らなかった。 ちなみにキッシュは伝統的にはパイ生地を使うもので、タルト生地を使うのは邪道だそうです。 でも旦那くんは美味しければどっちでもいい、というスタンスなので、今後はバター少なめのタルト生地でやっていこうと思います。 ワインは珍しく二人で1本飲み終わりました。 さよなら、夏。
by akokv
| 2016-09-24 18:21
| 料理
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