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手抜きローストビーフとツール・ド・フランス

旦那君の趣味はスポーツ観戦で、観戦するスポーツはF1を初めてとしてラグビー、サッカーからバスケットボール、果ては自転車競技にまで至ります。私はスポーツをするのは好きだが観戦の楽しみはあまりわからない、というスタンスなので大してスポーツ観戦の楽しみを共有することはないのですが、ツール・ド・フランスだけは別。
フランスを縦断するこの自転車競技はフランスの美しい田園風景が楽しめるので見ていても競技以外の要素も大変楽しいわけです。
リモージュ焼きのリモージュってここにあったのねーなんて話になったり。次のバカンスはこの地方を訪ねてみたいね、なんて言ってみたり。

ともかく、本日はアルプス山岳地帯に向けて一行(?)は走っており、それを旦那君は見たいので出かけない、ということになりました。
じゃ、お昼ご飯は何か美味しい物を食べようよー。

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で、当然のごとくワインのボトルが開けられます。旦那君は奥のパソコンで自転車レース観戦中。つまみは相変わらずミニトマト。
私はその横でなんちゃってローストビーフの用意。最近は天候が良いロンドン、スーパーでもも肉の塊がバーベキュー用に安く売っているので助かります。

赤ワイン、醤油、水を同量で煮立てた煮汁にお肉の塊(今回は500g)を入れて全面を煮ます。箸がすっと通るくらいに煮えたら全体を急速冷却し、30分ほど煮汁と入れたままジップロックに移して冷凍庫で寝かした後、薄めに切り分けて出来上がりです。

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見えにくいのですが、お肉の下には前出のお肉の煮汁で炒め煮にしたオクラをたっぷり敷きました。
旦那くんは以前からオクラが嫌いだと宣言していたのですが、最近になって私が「あなたの好き嫌いにはもうついていけないので何でも私が食べたい野菜は調理する」という宣言をし返したところだったのです。旦那くんは食わず嫌いが激しいので、この野菜は食べない、と言われたところで調理したら意外に食べる、ということが多いことに気づいたところでこの宣言。野菜はどれでも食べなさい。

私が一番好きなのはオクラと山芋の三杯酢、な訳ですが、それではハードルが高いので炒め煮にして食べやすくしてみました。
オクラ特有の青臭さも火を軽く入れると食べやすくまろやかに。うん、これなら食べられるよ!とのお言葉をいただきました。
ほーらね。そうだろうと思ったさ。
しばらくオクラは炒めて食べさせて、そのうち三杯酢にシフトしていこうと思います。
好き嫌いが多い人と結婚すると大変ですが、日々の工夫がちょっとゲームっぽくて楽しい。
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by akokv | 2016-07-18 00:07 | 料理
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