忘れられた野菜、パースニップのスープ

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パースニップ。
なんだか胃薬の名前のようですが、これ、野菜の名前です。
白い人参のような形をしています。(人参と同じセリ科です)
ロンドンに来るまで見たこともなかった野菜の一つです。
先日、義母がロンドンに来た時にレストランで英語のメニューを見ながら「パースニップですって。レギュム・ウブリエ(忘れさられた野菜)なんて久しぶりに見かけるわ」とつぶやいていました。
フランスでいう"忘れさられた野菜"とは、野菜のカテゴリーで、別名「古い野菜たち(レギュム・アンシャン)」とも呼ばれ、何十年、もしくは何世紀も前によく食べられていたものの、最近では食べない野菜のことを指します。
パースニップ、ルタバカといった日本人に馴染みのない野菜から、キクイモ、ゴボウなどを含みます。ゴボウって昔はヨーロッパにもあったのね。
っていうかパースニップもルタバカも、フランスでは「忘れられた野菜」ですが、イギリスでは全くもって現役で、どんなスーパーマーケットに行っても見かけるのですが……全然忘れさられていないのですが……。イギリスの農作物業界は19世紀のままなのか!(失礼)だからどれもフランスに比べて美味しくないのか!(ちょー失礼。しかしこれは私の言ではなく、旦那君の言です。もごもご)

ともかく、人参と同じように調理していいそうなので、どうやっても食べられるだろうとスープにしてみました。
中を切っても黄色っぽい白っぽい不思議な色です。
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香味があまりにつよいのでどうしようと考えあぐねた挙句、スパイスでごまかしてみることに。毒をもって毒を制す、的な。ガラムマサラをふた匙と、ローリエを入れて煮込みます。
煮え立ったところでフードプロセッサーにかけ、塩とスープブイヨンと牛乳で味と固さを整えて。

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出来上がりにオリーブオイルと唐辛子を散らして出来上がり。
パースニップの特徴であるほろ苦さが大人な、どこか懐かしい味わいのスープが出来上がりました。
ていうか結構パースニップってえぐみが残るのね。これをどう調理するのかは今後の課題ですが、味覚がお子様の旦那君がパースニップ嫌いだと言い出したので(食べてから言うな)、今後はパースニップはしばらく触らなさそうです。

ま、そこまで工夫して食べる野菜でもないかな、という感じなのですが、一度調理してみたかったので満足。
何かまた面白そうな調理法があったら試してみようとは思います。

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by akokv | 2016-01-06 06:56 | 料理 | Comments(0)
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