イギリス流フェザー・ステーキ

イギリスという国は、質のよい牛肉で欧州内では有名です。
雨の多い気候が柔らかな牧草を育み、その水分を取り込んだ牛肉は肉質は柔らかく甘みは強いのだとか。
とはいえ和牛を食べて育った私と、農業&酪農大国の旦那くんに言わせれば「そんなにうまいか!?」なのですが、最近私は考えを改めました。
サーロイン(1キロ6500円)とかばかみたいな値段のものは日本の方が美味しい。(和牛の脂の旨味に慣れているからでしょうね)
でも、1キロ1000円くらいの赤身のお肉は、確かに美味しい。ぎゅっと旨味が詰め込まれた赤身は、美味しい!!!
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イギリスで肉屋さんに行くと、部位がわからなくて困ります。"Skirt"とか"Feather"とか。サーロインとフィレ、タンくらいしかぱっと見単語がわからないよね。旦那くんは内臓に近すぎるお肉はあまり食べないので、部位選びは大事なのです。
で、キロ6000円のお肉に混じっていつも置いてある大きな肉の塊、"Feather"。
肩肉の近くらしいので、日本でいうミスジと肩肉の間くらいの部位なのではないでしょうか。うっすらとのった脂肪が羽のようなので、フェザー。
さすが詩人と文豪の多い国、イギリスです。その情熱を食に傾けないのはなぜかわかりませんが。
とまれ、このフェザーが激安なのです。キロ1000円くらい。がっつり400g切ってもらって、家に帰ってさらに半分にして、マルッとそのまま焼き付けます。美しいステーキ、厚さ3cm。じゅーっと肉の焼ける匂いが小さいキッチンからアパート中に立ち込めます。旦那くんが歓声をあげて「がんばってーー」と応援してきます。何を頑張れというのか。その間にワインを開けておくれ。

レアかミディアムレアが美味しいと言われているので、火加減に気をつけながら。じゅう。
先日あけたタンニンが結構強い赤ワインに合わせて、付け合せはサラダの他にブラウンマッシュルームを炒めてみました。
タンニンの渋みは土の匂いのするマッシュルームによく合うのです。(キノコを食べない旦那談)(信じていいのか)
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(じゃがいもじゃないよブラウンマッシュルームだよ)

このフェザー、煮込み料理にしても良いそうです。カレーなどにしてもいいそうなので、今度はそれで食べてみようかな。
脂肪分もあまりないので食べやすいし、調理しやすいし、安いしの優秀な子。

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大振りだったので残すかな、と思ったのですが意外とさっぱりと食べられました。さすが赤身。



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by akokv | 2015-09-23 04:40 | 料理 | Comments(0)
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