ヨーロッパで暮らしていると、日本ではあまり馴染みのない野菜に出会うことがあります。
その中の代表的なものが、ビーツ。赤カブ。ベトラブ、とも呼ばれます。 日本でもちょいおしゃれなスーパーだと売ってますよね。私は買ったことありませんでしたが。ほら、高いし。 こちらのスーパーや八百屋では皮をむいて茹でられたビーツが発砲スチロールに入れられて売られており、 さらに真空パックになったものも売られております。ちょうど日本でいうとたけのこの水煮みたいな売り方、です。 (といえば分かりやすのか。どうなのか) 最初はこの真っ赤なふにょふにょの物体がなんであるかすらわからなかったのですが、 友人に食べ方を教わってからはどハマり。今では食卓に欠かせない野菜となりました。 一番美味しいレシピは千切りにして、同じくにんじんの千切りとサラダにするもの。 旦那も私もこれが大好きなのですが、いかんせん冬はサラダのみの食卓だと寒いので、 なにか温かくアレンジできないか……ということで、タルト。 <基本材料> ビーツ(小)3個 リコッタチーズ 150g パイ生地 バルサミコ酢 きび砂糖 あらかじめオーブンは180度に余熱しておきつつ、オーブン加熱OKのフライパンにて きび砂糖とバルサミコ酢を溶かし、キャラメル状にします。 そこに輪切りにしたビーツを綺麗に並べ、その上にナツメグと塩で味をつけたリコッタをかぶせ、 全体をパイ生地で覆います。 パイ生地にフォークで適当に穴を開けた後、オーブンで焼くこと15分。 出来上がったら皿にひっくり返し、パイの上からクレーマ・ディ・バルサミコ(バルサミコを 濃縮したドレッシング。東京だと伊勢丹の地下で買ってました)をバルサミコ酢と メープルシロップでのばしたものを上から刷毛で塗って完成。 ビーツは赤いのですが、表面がキャラメリゼされているので大分黒っぽく見えます。 これで焦げてないんだぜ! 甘めの味付けなので、味がぼやけてるな、と思った場合はちょっといいお塩(フルール・ド・セルとか)を上からかけて食べても。 このタルトは私の大好きなイギリス人シェフのGordon Ramsayのデザート、”スパイシーなバナナのタルトタタン”よりインスパイアされて作りました。 材料はタルト生地以外に共通点はないのですが、キャラメルをつくって、フィリングを乗せて、包む、という基本の作り方は一緒。 なぜかイタリア語のビデオしかなかったのですが、こちら を見ていただけるとどうやってパイ生地で具を包んでるかお分かりいただけるかと。 (ビデオの2分28秒あたりから) 付け合わせはルッコラと松の実のサラダ。 今日が仕事始めで、朝から久しぶりに忙しかったうえに休みボケで猛烈に疲れました。 いつも使ってるはずのwebツールのパスワード忘れて入れなかったりしてイライラしたり、 休みの間に仕事のガイドラインが変わっていたり。 どっと疲れましたが、料理でストレス発散。さ、明日もがんばろ。
by akokv
| 2015-01-06 06:43
| 料理
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